2017/03/28

屋久島旅行1(木あそび10年目、氣づきを求めて)

 木あそびを初めて10年、新たな氣づきを求めて、3月7日から10日まで3泊4日で屋久島に行って来ました。
その時の思いをまとめて見ました。
10年目 新たな氣づき1 ~屋久島旅行を終えて~
 屋久島の魅力は一言で言うと、【共助】であると感じた。
島全体、森の木々も、住まう人々も、個々の存在を認め合い、寄り添い合い、助け合う姿、それこそがこの島の魅力だ。
【島の大半を占める森】

屋久島は、世界遺産に登録された西部林道に代表されるように、島全体が深い照葉樹林に覆われている。島全体が花崗岩で形成されていて、用土が大変薄いらしい。その硬い岩の上に、木々の種が落ち、力強く根を張りながら、その生命を芽吹かせ成長していく。植物が根を大きく張るには、決して優しい環境ではないが、彼らは周りの木々と共存し、お互いに寄り添い、時に絡み合いながら成長を続けるのだ。しかし、風雨に耐えかねて、その生命を終える木々も多い…それらの倒木に、そっと寄り添うように広がる苔。この苔もまた、新しい生命の芽吹きの土台となり、森を支える。


今回、雪で道が閉鎖されるなどのハプニングはあったが、紀元杉、弥生杉に逢いに行くことができた。3000年もの間、深い森の中でひっそりと生き続けてきたこの2本の木の姿、私は、その風格に圧倒された。彼らは、表皮を銀色に染め、光り輝いていたのだ!!風雨に耐え、地表に近い部分はねじれ、変形しながらも、2.5メートルくらいから上になるだろうか…まっすぐ、まっすぐ天に向けて伸び続けた生命。2.5メートル…人生のターニングポイント、私に例えると、何歳くらいになるのだろうか…私はまっすぐ伸びているだろうか…神秘的な森の中で、色々な木々と対話をしながら自分の人生を省みる時間を持つことができた。そして、たくさんのパワー、氣を貰って帰ってきた。このパワー・氣から病が治ったという方もいるようで、密かにあやかりたいと願いつつ…。







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