2016/11/30

アラスカを訪ねて8(デナリ国立公園4)

グリズリーの親子を堪能し、ツアーは進む。
「極彩色の峠」と呼ばれる雄大な
景観を見下ろすポリクローム・パスで停車する。


更にツアーは峠を幾つか越しながら
進んでゆく。
見える景色は



氷河から流れ出た川


遠くに見える山並み


ムルドロウ氷河(?)の山並み


大地は平らになり、湿原帯と変わり
池が見えるようになってくる。
対岸の丸くなっているところに
木の枝などで作られたビーバーダムを見ることも出来た。

その後、樹林帯がみえてくる。
そして最終目的地のワンダーレイクに到着。



丁度この時期はアブや蚊が多く飛び交っており
網の付いた帽子を持参していたお陰で
その虫たちから顔を守ることが出来た。
ツアー参加者から賢いと賞賛を受ける。

今回のツアーはこの地点が最終地。
復路も動物やきれいな花をみると
一時停車を繰り返す。





楽しい一日、復路の大半はバスに揺られ夢心地。
気が着くと終点に着いていた。


2016/11/28

アラスカを訪ねて7(デナリ国立公園3)

暫く走るとマッキンレー山の見晴らし台に到着する。
運転手の説明では、
この山は何時も雲に覆われ、
見ることが中々出来ないらしい。

今回我々の行いが良いのか?
ラッキーにも雲が晴れ、
頂上を写真に収めることが出来た。


暫くマッキンレーを楽しみながらの休憩である。

休憩が終わりまた草原を見ながら
ドライブが始まる。

突然グリズリーの親子が
草原に現れる。
この草原はベリーが実を付けていて
それを親子で食べに来ているとの
説明があった。



2頭の子熊が無邪気にじゃれ合っている。
可愛い姿も見られた。
のどかな草原風景に心が癒される。

この草原の先の方にはペアーの
グリズリーか?ベリーを
食べている。


暫くバスはこの景色の中で停車をする。
乗客全員の心が和んだようである。

2016/11/25

アラスカを訪ねて6(デナリ国立公園2)

アラスカ旅行の第二の目的
デナリ国立公園をバスで探索する。



バスは自然の中にマッチするように
グリーンのカラーで統一されている。
このツアーは11時間の長旅であり
ホテルで昼食のサンドウィッチを買っておく。

観光のピーク時は25本の
シャトルバスが出発する。

森林の中を走ってゆく。
暫く走ると森林限界を超える。
サベージリバーが見えてくる。



この川沿いを抜けると
砂利道になる。
左側にカリブの姿が見える。



静かな大自然の中で悠々と草を喰んでいる。
バスが停まってくれゆっくりと
カリブの動きを観察する。

草原は至る所お花畑で
色々な花が咲いていて
我々の目を楽しませてくれる。



このツアーは乗客の誰かが
動物を見つけ運転手にスットプと言うと
バスは停車をしてくれる。
バスの中から皆でその動物を
写真に収めたりしながら進んでゆく。
うまく行けばグリズリー(ヒグマ)の親子も
楽しめるかもとの案内があった。
胸がワクワクしてくる。



2016/11/16

アラスカを訪ねて5(デナリ国立公園1)

アラスカの旅の2つ目の目的である
デナリ国立公園へやって来た。

アラスカから北へ約400km
アラスカで最も人気のある景勝地である。
デナリとは、「偉大な物」という意味だそうである。
偉大な物とは、あの植村直己を飲み込んだ
マッキンリー山(現在はデナリ山に改称)」
のことである。




到着が夕方であったので
予約しておいた公園内のホテルでくつろぐ。



翌日は早朝から公園内をシャトルバスのツアーに参加する。
我々が予約をしたのはワンダーレイク往復
約11時間のツアーである。

バスに乗り遅れないように早々に眠りにつく。

2016/11/15

アラスカを訪ねて4(バルディース〜ファバンクス)

クルーズを楽しんだ余韻を残しバルディースを後に
フェアバンクスへと向かう。

1900年ごろ金が発見され
アラスカ全土はゴールドラッシュに湧いた。
フェアバンクスも近くの川で金が発見され
交易所も開かれた街である。
現在でも、市街地から多少距離はあるが
複数の金山が稼働しているようだ・・・

さらに冬の観光としてオーロラ見学に訪れる観光客が多い。

フェアバンクスはバルディースからは約600km
アラスカのほぼ中心に位置する。



フェアバンクスへ向かう途中
早速道の傍らにムース(雌)の姿を見ることが出来た。
アラスカを縦断するアラスカパイプラインに
沿いながら北上を続ける。



特に変化のない道をドライブ、フェアバンクスに近づく
街を一望できる場所で一休み。



街の中心には「知られざる最初の家族」と
題されるされる像が立っている。



ダウンタウンは大きくなく車で見学をする。
金採掘場 Gold  Dredge Number 8に行ってみる。
砂金が出るらしくお金を払うと
砂金探しに挑戦できる。

売店には金の塊を売っている。
気に入った物を選びそれをネックレスや指輪に
その場で加工してくれるサービスを行っている。
奥さんが選んで加工をしてもらったネックレスである
値段は何ドルだったか忘れたが・・・



その他は特に見るところもなく
次の目的地デナリへと移動をする。

冬のオーロラ観光には来てみたい所である。
大変寒いだろうが・・・





2016/11/13

アラスカを訪ねて3(プリンス・ウィリアムス湾クルーズ)

3日目の朝がやってきた。
予約していた、プリンス・ウィリアムス湾クルーズに
出発である。

このクルーズのハイライトは
プリンス・ウィリアムス湾の美しい海岸線、
そこに住む野生動物、
そして圧巻は数千年の彼方から押し寄せる
巨大な氷河である。
時折大音響とともに氷壁が崩れ落ちる様は
ものすごい迫力であると言われている。



船が出発すると、トドの群れが
浜や、ブイの上に乗り、日向ぼっこしている姿を
見ることが出来る。




その後、氷河の近くまで船は進んでゆく。
氷河が崩れる瞬間の写真は撮れなかった(残念)


このような氷河の割れ目から崩落してゆく。

崩れた氷は海面を流れ、船はその中を進んでゆく。



この氷は数千年前に積もった雪がこおり、
徐々に山の方から海へ押し出されて
来ているとのことである。

その事実に驚きを感じながら

クルーズを楽しんだ。

昼食は無人島 Growler Island に船を止めそこでランチを摂る。

島に着くと回りはお花畑、花が一杯咲いている。

無人島の船着き場

名前は判らないが短い夏を
精一杯咲いている姿が愛おしく感じられる。

昼食が終わり、バルディースに戻ることになる。
バルディースの港にはタンカーだろうか
大きな船が停泊している


壮大で神秘的な氷河を楽しみ、満足した1日であった。
4日目は、フェアーバンクス〜デナリへと向かう。







2016/11/11

久しぶりの木工細工(絵馬に干支を組み込む)

体調を崩していて暫く木工細工を休んでいました。
今年も余すところ1ヶ月半
お正月の飾りにと思い
干支を切り抜こうと作業にかかりました。

先ずは、絵馬のベースを作ります。


そのベースに干支12支をデザインをした
元絵を貼り付け糸鋸で切ってゆきます。

糸鋸で書く部分を切り抜いているところ
結構集中力が必要で
良いリハビリになるみたいです。

切り抜きが終わったところ。
右下から、鼠・牛・トラ・・・と並び
左下から、巳・馬・未・・・と並んでいます。



ヤスリを掛け表面を滑らかにします。
その後色付けです。
色付けには、「遊プラン」より入手した
染料を使い色を付けてゆきます。

完成した絵馬(干支の12支)です。


これなら毎年の干支を作らなくても飾ることが出来
便利だと思いますが、如何でしょうか?

2016/11/10

アラスカを訪ねて2(アンカレッジ〜バルディーズ)

2日目は、アンカレッジ〜バルディーズへ移動。
距離は約500km
海岸線には氷河で道がなく山側を走る。


目的はプリンス・ウィリアム湾の
クリーズに参加すること。

アンカレッジを出発
約40km走ると、インディアンのお墓に遭遇。
ロシア正教会の建物の周りに
約1m位のカラフルな魂の家(お墓)
を見ることが出来る。


その後、マタヌスカ川沿いを走る。


道は登り、峠を超える頃に
Worthington 氷河が見えてくる。
年々温暖化で氷河は後退をしているとのこと。


氷を抱いた山・氷河等の景色を楽しみながら
ドライブを続ける。


突然アラスカパイプラインの
施設が現れる。
街は近いようだ・・・
アラスカ縦断パイプラインの南の最終地点、
バルディーズは石油積出港として重要な街だそうだ。
そのためこのような施設がある。


2日目の宿泊地、バルディーズに到着。
明日のクルーズの船だろうか
港に停泊をしていた。


3日目は今回の旅の最初の目玉である
コロンビア大氷河を海側から見るクルーズに参加する。
どんな素晴らしい景色が見られるのかを
楽しみに眠りにつく。



2016/11/08

アラスカを訪ねて1(アンカレッジにて)

10月30日まで横浜高島屋で
星野道夫の写真展が開催されていた。
自分は体調が悪く観賞できなかった。

女房・娘は彼の写真を見て
感激をして帰ってきた。


星野道夫写真集より
その写真集を見てアメリカ駐在時に訪ねた
アラスカの素晴らしい自然の景色を思い出してみようと思う。

アラスカにはシアトル経由アンカレッジ空港へ。




空港からレンタカーでアラスカの玄関口アンカレッジへ。

アンカレッジは、1778年
キャプテン・クックが投錨したことから
名がついたという伝承があると言われている。

アラスカ最初の日は、アンカレッジに宿泊。
明るい内に街の散策をする。

街は花で飾られきれいなあった。




街の中にはキャプテン・クックの像も。



時期は夏、白夜のシーズン、いつまでも暗くならない。、

明日からの
雄大なアラスカの自然に接することへの
大きな期待とワクワクした気持ちで
白夜の夜をベットの中で過ごす。