10年目 新たな氣づき3 ~屋久島旅行を終えて~
屋久島の魅力は一言で言うと、【共助】であると感じた。
【流木について】
流木磨きのワークショップで、『屋久島においでよ!』と語りかけられた氣がした私は、流木に逢いに屋久島を訪れた。
私を屋久島にお出でと呼んだ木片 |
ワークショップで皆さんが作っったペンダント |
予想を超えるほどの、流木が私を待っていてくれた。
帰宅して、持ち帰った流木を眺めながら、さて、何を作ろうか…何にしようか…どうにもイメージがわかない、なぜだろう…と考えた時、氣がついたのだ。いままでの私の作品はまず、デザインありきで木材を加工してきた。しかし、屋久島の流木は、森での風雨に耐え、ねじれ、変形し、倒木…その運命に抗うことなく川に落ち、不要な部分を削ぎ落とされ河口にたどり着いた強者達だ。
木目も柾目、板目、など単純な作りではなく、自己主張の塊でしかない。だからこそ、何かを作ろうではなく、木に語りかけ、どのような形になりたいのか、どのようにしたら彼らの生命を全うできるか、木を中心に考えないと形にしていくことができないと実感したのだ。今回、私のところにやってきてくれた、数々の流木、その木々の生き様を魂で感じ、自分の魂を磨くように、木々と[共助]しながら、どのような新しい形を引き出していくか、という楽しみが、私の木遊びに加わり、ますますおもしろくなってきたのだ!
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